ゆかえん
渝華園

  昨(2004)年8月アジアサッカー連盟(AFC) が主催する第13回アジアカップ(Asian Cup)。重慶市などでの、日本チーム日本人サポーターへの異状ともいえる罵声などの「反日」行為が大きく報道されました。
20年近く前、1986(昭和61)年10月広島市と重慶市は友好都市になっているのです。
友好都市提携の動機は『広島市と重慶市の間には、第二次世界大戦において甚大な被害を受けた市民の復興に向けたたゆまぬ努力があり、平和に対する意識が高い、という類似点がありました。また、1984(昭和59)年に広島県が四川省(当時、重慶市は同省に属していた)と友好提携を行ったことも、広島市と重慶市との提携の気運を高める要因となりました。』協定書には、両市及び市民は「友好親善及び相互理解を一層推進し、日中両国国民の世々代々にわたる友好関係の促進並びにアジア及び世界の平和に貢献するため、・・・諸分野で協力と交流の実現に向けて努力する」と謳われています。
  一部中国人が暴徒化した事は、本来のスポーツマンシップの精神に反している状態で許してはならないことなのですが、第二次世界大戦で日本軍の空爆を受けた重慶市民の心には(広島市との友好都市提携は表面的なことだったのではと・・・)いまだ消え去る事ができない深い傷がある事を思いました。
渝華園
  この庭園は、中国四川省重慶市との友好都市提携五周年(1991年)の記念事業として、重慶市から贈られた設計図を基づき、広島市が建設したもので、中国伝統的造園理論と手法を生かし、四川庭園の特徴を取り入れた古典的庭園です。
「渝華園」の渝とは重慶市の古称であり、華とは華美を意味します。
面積は約1700uで、周囲に透かし彫を施した塀を巡らし、園内には回廊・あずまや・門などの伝統的建築物と池・樹木・石組などがそれぞれの趣を醸し出し、四季を通じて景色を楽しみながら、庭園内を回遊できるようになっています。庭園の出入り口のある東側は、大小三つの門と中庭を配し、西側は山水庭園区として池(洗秋池せんしゅうち)を中心にあずまや(流香しゃ=木偏に射及び罨秀亭あんしゅうてい)・回廊(擔碧廊たんへきろう)で構成されており、これらの施設は庭園の中心的景観を構成しています。
広島市 1992(平成4)年3月
06.09.13追加    05.03.15裕編集

 05.02.17撮影
広島市中区基町15   (正門附近)

 05.02.17撮影
あずまや:流香しゃ(=木偏に射)りゅうこうしゃ

 05.02.17撮影
あずまや:罨秀亭あんしゅうてい

 05.02.17撮影
回廊:擔碧廊たんへきろう      水池:洗秋池せんしゅうち

 05.02.17撮影
梅の花 日本廣島市渝華園鳥瞰圖
(この鳥かん図は、中国重慶市より贈られたものです)

06.03.18撮影
城南通りからみる渝華園の外塀



広島ぶらり散歩「公園など」編・全体


(広島市の姉妹都市・友好都市:一覧)



広島ぶらり散歩表紙へ
(広島)中央公園
   渝華園
   広高の森
   ハノーバー庭園
   勝鯉の森
   (基町)平和の森・碑(1)
   (基町)平和の森・碑(2)