蘇鉄

そてつ
蘇鉄
ソテツ科の常緑低木。暖地の海岸付近に自生し、また観賞用に栽植される。
幹は太く、単立し、高さ約3m。葉は大形の羽状複葉で、頂に群生する。雌雄異株。雄花は夏、幹頂につき、円柱形で鱗片が螺旋(らせん)状につく。また、雌花は多数重なってつく。種子は球形で朱色に熟す。種子と髄に含まれるデンプンは有毒だが、よく晒(さら)せば食用ともなる。池野成一郎によって精子が発見された。「蘇鉄の花」の 季語は夏。
いけのせいいちろう
池野成一郎
(1866-1943)
植物学者。東京生まれ。帝国大学農科大学教授。
1896年(明治29)年ソテツの精子を発見、種子植物とシダ植物の類縁を明確にし、植物分類学に貢献。ローマ字論者で「実験遺伝学」をローマ字で著す。
1896年、時を同じくして平瀬作五郎によってイチョウの精子が発見された。
05.07.17裕・編集

’05.07.16.撮影
中国四国土木出張所職員殉職碑の根際に植樹されています。

’05.07.16.撮影

’05.07.16.撮影
蘇鉄の雄花



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