さんぼく
三木 |
古今伝授※中の三種の木。異伝があるが、普通、小賀玉の木・蓍に削り花・川菜草をいう。 |
めど 蓍 |
メドハギの古名。[和名抄※] |
| 蓍に削り花 |
メドハギに付けた削り花。古今伝授※の三草(三木)の一つ。 |
けずりばな
削り花 |
丸木を薄く長く削り掛けにして、花びらが開いたような形にこしらえたもの。 多く、御仏名(おぶつみよう→仏名会)に用いる。 |
ぶつみょうえ 仏名会 |
12月19日より三日間仏名経によって三世の三千の仏の名前を三日間唱えて、罪の消滅を祈る法会。 宮中でも室町時代まで恒例の行事として清涼殿で行われた。御仏名。 |
めどはぎ 蓍萩 |
マメ科の小低木状の多年草。荒地・草原などに多い。茎は直立して高さ約80cm。葉は複葉で密に互生。小葉は篦(へら)形。夏から秋、葉腋に白色で紫の条線のある小花を開く。 茎を筮※とした。若芽は利尿・解熱剤とされる。メドギ。漢名、鉄掃箒(てつそうしゆう)。 |
めどぎ「めどき」 筮:蓍 |
占いの道具。もとメドハギで作ったが、のち竹で作る。筮竹(ぜいちく)。めど。 |
かわなぐさ 川菜草 |
淡水産の藻の類の古名。古今伝授の三草(三木)の一。 |
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こきんでんじゅ 古今伝授 |
歌道伝授の一。中世、古今集の語句の訓詁注釈を師から弟子に伝え授けたこと。 三木・三鳥・三草などはその例。 |
さんそう 三草 |
古今伝授中の三種の草。異伝があるが、普通、川菜草・下がり苔(ごけ)・蓍(めど)に削り花をいう。 ◇三種の有用な草。麻・紅花(べにばな)・藍(あい)とも、木綿・麻・豆とも、藍・紅花・稲ともいう。 |
さんちょう 三鳥 |
古今伝授中の三種の鳥。異説があるが、喚子鳥(よぶこどり)・百千鳥(ももちどり)・稲負鳥(いなおおせどり)、または喚小鳥・都鳥(みやこどり)・稲負鳥をいう。 |
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さかき 榊:賢木 |
〔栄える木の意〕 神域に植える常緑樹の総称。また、神事に用いる木。 |
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ツバキ科の常緑小高木。暖地の山中に自生。高さ約10メートル。葉は互生し、長楕円状倒卵形。濃緑色で質厚く光沢がある。六、七月、白色の小花を開く。枝葉を神事に用いる。〔榊の花は季語・夏〕 |
| ひさかき |
ツバキ科の常緑低木。山地に生え、庭木とされる。よく分枝し、葉は狭い卵形で鈍い鋸歯があり、質厚く光沢がある。雌雄異株。春、葉腋(ようえき)に白色の小花を少数つける。サカキの代用として枝葉を神前に供える。ヒサギ。〔「の花」は
[季]春〕 |
くんこ 訓詁 |
字句の解釈。文章全体の意義を考えるのでなく、部分的な文字や語句を説明すること。 |
ちゅうしゃく 注釈:註釈 |
語句や文章の意味をわかりやすく解説すること。また、それをした文。
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わみょうしょう
和名抄
:倭名鈔 |
倭名類聚鈔(わみようるいじゆしよう)の略。 |
わみょう
るいじゅしょう 倭名類聚鈔
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辞書。源順著。醍醐天皇皇女勤子内親王の命で撰進。承平年間(931-938)の成立。
一〇巻本と二〇巻本がある。一〇巻本は約2500の漢語を天地・人倫など二四部一二八門に意義分類し、主に漢籍から引用して語釈を示し、あわせて音注と万葉仮名和訓を付する。「わみょうるいじゅうしょう」 二〇巻本は、さらに薬名・官職名、日本の国郡郷駅などの地名を加え、全体を三二部二四九門に分類する。 |