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絵・文は広島女学院卒業生でオーストラリア在住の絵本作家・森本順子さん
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| 「旧制女学院高女2年生(13歳)の時、雑魚場(ざこば)町へ建物疎開作業に行くはずだったのが、背中を痛めて欠席し、三篠町の自宅は壊れたけど私は助かりました。ところが生徒たち三百数十人が消えてしまい大きなショックでした。なぜ私が生き残ったのか。悲劇を伝えないといけないと思っていました・・・・・私たちが代弁しなければならないのです。私の絵が市内の一等地に半永久的に残り、通りがかった不特定多数の人の目に触れ、一瞬でも原爆について考えてもらうことができれば意義深いことです。・・・」と除幕式の時、語られたそうです。 |
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ある朝
爆音を聞いた
わたしのずじょうの「空」に・・・・・・
「B29だ」と直感した
わたしが立ち上がったとき
物凄い閃光が
熱くわたしの体をつつんだ
わたしの目は眩み
体はすくみ こわばり
わたしは思った
「爆弾がわたしの上に落ちた・・・」
わたしは思った
「死ぬ」と
わたしは深い闇の底に沈んだ
やがて明りがかえって来たとき
幾万の人々の絶叫のこだま
わたしの頭の上に
「空」が見えた
わたし達家族は
着のみ着のまま
迫ってくる火から逃れた
わたしは見た
裂けた腕の皮膚が
指の先から垂さがった人々を
わたしは見た
息絶えた母親の体を
揺さぶって泣く幼な子を
それは
手の施しようもない
それは
絶望の世界だった
廃墟の中に立ち
わたしは さとった
恐怖 残酷の極み
それは
人間が創り出す ということを |
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